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先行開発

SPS技術本部 先行開発部 富岡 聡

昭和59年度入社 電気通信工学科卒業

プロフィール
研究開発の新たな拠点となる「九州R&Dセンター」開設メンバーの一人。現在複数の大学と共同研究プロジェクトを推進中。
「この仕事に就いたからか、家電製品を購入したらとりあえずバラしてみる」という変なクセ(?)も。

「世界一の電源メーカー」が夢から目標に

エンジニアとしての熱意が実を結んだ、九州R&Dセンター開設

入社以来、エンジニアとして開発を担当してきました。最初の勤務地は長岡でしたが、鹿児島に工場が出来ると共に異動しオンボード電源の開発にたずさわりました。
その後、全社プロジェクトでパワーモジュール電源の開発をおこなうため長岡に戻ってきたのですが、当時培った人脈や私自身が九州大学大学院に籍を置いていることもあり、「九州でもう一度研究したい」という思い入れが次第に高まっていきました。実際、九州には電源に関する研究をおこなっている大学が数多くあり、それらとの産学連携、また優秀な学生のリクルーティングができればという想いもありました。
こうした背景から、2007年の7月に福岡県の福岡ビジネス創造センター内に「TDKラムダ 九州R&Dセンター」を開設する運びとなったのです。
今回のセンター開設に関しては当初から関わってきたこともあり、感慨もひとしおです。

価格面も含めて海外での競争力強化、が今後の課題

スイッチング電源の中でも弊社が担当しているのは、携帯電話の基地局や半導体工場といった、社会的インフラであったり安定稼働が前提となっている場所。逆に言えば、本当に信頼できるものを求めている場所から指名されているわけです。
このような期待に応えるため製品のクオリティを高めると同時に、社会全体のエコロジーに対する意識の高まりに対応した、エネルギー効率の良い技術も追究していかなければなりません。私の所属する部署は名前の通り数年先を見越しての研究開発をおこなっていますが、環境に対する意識は必須のものとなっています。
電源は決して派手な製品ではなく、一般の方々の目にとまるようなものではありませんが、電子機器があれば、そこには必ずスイッチング電源が使われています。社会に欠かせない存在であることは、私にとってのやり甲斐につながっていますね。
また、SPS技術本部は新潟や茨城など地方で研究開発をおこなっていますが、海外に目を向ければ、欧米の大手企業が私たちのライバルだったりもする。TDKラムダの研究開発拠点も海外に5、6ヶ所あります。皆さんが想像する以上に国際的な企業だと思います。既に国内では大きなシェアを占めているので、海外とのビジネスも加速していくでしょう。品質に関しては世界でもトップレベルにあると自負していますから、今後は海外のニーズに合ったスペックの商品開発や、価格面も含めての競争力をもっと高めていきたいですね。

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