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先行開発

SP開発技術部 先行開発 井坂 聡之

平成元年度入社 電気工学科卒業

プロフィール
「実家から通えるメーカー」希望ということで入社し、約20年。開発プロジェクトをまとめる立場になったが、これからも手を動かしていたいという生粋のエンジニア。「ものづくりの分野でまったく新しいものをやってみたい」と意欲をみせる。

失敗は、たくさんあった方がいい

TDKラムダのUPS製品の中でも最も大きい、ラージUPSの開発を担当しています。プロジェクトも大きなものでは30名くらいになり、システム全体では数十億円規模に。その分、複雑で難しいのですが、いろんな人が開発にかかわるからこそ味わえる、面白みと達成感があります。
以前、「なぜか並列運転した装置が4台同時に壊れる」という現象を経験しました。ラージUPSは試作台数が少ないので、壊れたら新しい装置で検証、というわけにはいきません。「壊れたら修理して使う」を何度も繰り返しました。大規模なシステムになると、装置やソフトウェアが単体で問題なく動いていても、つなげると不具合が起きて動かない、といったこともあるのです。3ケ月くらいそんなことを続けていたでしょうか。たったひとつの小さなICが特定の条件で不具合を起こすことを突き止め、問題を解決できたことがありました。
開発という仕事の上で必要なのは、実は失敗を積み重ねること。地道にどこまで追求できるか、どれだけ苦労できるかによって実力が養われます。人は、苦労を重ねないと実力もつきません。
現代は技術の進歩により、机上の計算やパソコンである程度のことはできてしまいます。でも、実際にものを触って試したり、評価してみることがとても大切なのです。

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